7日午後8時半ごろ、国頭村の辺戸岬で夜空に光の柱が現れた。「黄道光(こうどうこう)」という現象で、同村で自然ガイドをしている大山章さん(57)=大宜味村=が撮影した。
黄道光は天球上の太陽の通り道である黄道に沿って分布するごみが、太陽光を浴びて、光の柱が伸びているように見える現象。
大山さんはこれまでも黄道光を撮影しようと挑戦してきたが、確認すらできなかったという。7日は天の川を見ようと辺戸岬を訪れ、偶然「天に昇る光」を見た。「見ることはかなわないと思っていたので感動があふれた」とうれしそうに語った。