仲むつまじく寄り添うヤンバルクイナ 世界遺産勧告の国頭村で撮影 


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沿道で羽を休めるヤンバルクイナ=11日午前、国頭村(大城直也撮影)
勢いよく側溝を飛び越えるヤンバルクイナ=11日、国頭村(大城直也撮影)

 「沖縄・奄美」の世界自然遺産登録が勧告されて一夜明けた11日、国頭村で国の天然記念物ヤンバルクイナの姿が見られた。

 「キョキョキョ」と鳴き声が響き渡る森から、繁殖期を迎えたヤンバルクイナのつがいが顔をのぞかせた。辺りを警戒しながら羽繕いをするなど、仲むつまじく寄り添っていた。10日から「愛鳥週間」。16日まで。