女性長寿日本一を発信! 12代目「美寿(みす)きたなかぐすく」誕生 沖縄・北中城


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
引き継ぎ式で11代目「美寿きたなかぐすく」(左から2、3人目)からたすきを引き継いだ12代目の奥田良子さん(同4人目)と石川シゲさん(同5人目)=10月9日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター劇場棟

 【北中城】北中城村の80歳以上の健康女性を代表するコンテスト「美寿(みす)きたなかぐすく」(未婚・既婚問わない)の第12代目の認定式がこのほど、沖縄コンベンションセンター劇場棟であった。

 「美寿がんじゅう」に石川シゲさん(84)、「美寿さらばんじ」に奥田良子さん(88)、「美寿ちむぢゅらさ」に喜屋武初代さん(87)の3人がそれぞれ選出された。

 例年は北中城まつりでのお披露目となっていたが、今年はまつりのオンライン配信の収録が同会場で行われた。

 引き継ぎ式では11代目の伊藤洋子さんと比嘉初子さんから出席した石川さんと奥田さんにたすきが引き継がれた。石川さんは「北中城村がもっと繁栄するように頑張ります」、奥田さんは「コロナ禍でいろいろと不自由が生じていますが、自分の好きなことを大切に肯定的に頑張りたい」とあいさつした。

 今年の衣装はオオゴマダラをモチーフにデザインされ、中城村出身のファッションデザイナー比嘉弥生さんが手掛けた。

 3人は村内の公式行事に従事するほか、健康長寿に関するテレビや雑誌取材など、女性長寿日本一を県内外にPRする。
 (中曽根香通信員)