「ゴツン」ヤギが角ぶつけ合い熱闘 多良間ピンダアース大会


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
激しく角をぶつけ合うヤギ=20日、多良間村

 【多良間】第20回多良間島ピンダアース大会(主催・多良間村観光協会)が20日、多良間村多目的広場で開催された。3階級(軽量級9頭、中量級9頭、重量級3頭)に計21頭のピンダ(ヤギ)が出場し、角と角を激しくぶつけて闘うヤギの勇姿に会場は沸きに沸いた。ピンダアースは多良間村の特産「多良間ピンダ」をPRしようと、2010年から始まった。5月と10月の年2回、開催されている。新型コロナの影響で2020年5月大会から延期が続いていた。

 大会ではヤギ1頭ごとに年齢や出場回数、優勝経験などの解説も交えながら進められた。ヤギ特有の攻撃パターンの一つ、後ろ足で立ち上がり、相手をめがけて角を振り下ろす「マイダツ・脳天割り」が次々と繰り出され、会場内には角と角がぶつかり合う「ゴツン」という重く豪快な音が響き渡った。結果は次の通り。(敬称略)

 【軽量級】優勝=ミゲル・ミゲルド号/本永秀一【中量級】優勝=ガラガラドン号/山中晴太郎【重量級】優勝=リュウオー2号/糸数晥

 (清村めぐみ通信員)