【写真特集】響き渡るドラや太鼓 3年ぶりの与那原大綱曳、900人が熱戦


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
西の綱に乗って登場する阿麻和利ら=10月30日午後、与那原町与那原、東の綱に乗って登場する護佐丸ら

 【与那原】沖縄三大綱引きの一つで440年余りの歴史を有する与那原大綱曳が10月30日、与那原町の御殿山(うどぅんやま)青少年広場で行われた。新型コロナウイルスの影響で2019年以後、2年連続の中止を経て、3年ぶりの開催となった。女性たちが輪になって前舞い(メーモーイ)で盛り上げ、太鼓やドラの音が鳴り響き、会場は熱気に包まれた。綱の結合部分にカナチ棒が差し込まれると、東西合わせ約900人の綱武士が力いっぱいに綱を引き合った。本戦となる1本目は4分52秒にわたる力勝負を西が制した。2本目は2分10秒で東が勝利した。熱戦を写真で振り返る。
 (喜瀬守昭、照屋大哲)

4分52秒の熱戦の末に勝利し、トロフィーを掲げる西の綱武士
踊りや太鼓で道ジュネーを盛り上げる子どもや女性たち
カナチ棒を囲み気勢を上げる綱武士たち
懸命に綱を引く参加者ら