察度王行列 厳かに はごろも祭りが開幕 宜野湾


社会
この記事を書いた人 新里 哲
羽衣伝説を再現した「察度王歴史絵巻行列」=6日、宜野湾市歓会門通り

 【宜野湾】宜野湾市の夏を彩る第39回宜野湾はごろも祭り(同実行委員会主催)が6日、宜野湾海浜公園多目的広場で開幕した。7日まで。6日は羽衣伝説などで伝えられる郷土の英雄・察度(さっと)の業績をたたえる「察度王歴史絵巻行列」があった。羽衣を身に着けた天女や、威厳のある察度王ら総勢140人が会場までの約1キロの道のりを練り歩いた。

 多目的広場では子どもたちによるエイサーや、市婦人会連合会のメンバーによる踊りなどが披露された。特設ステージでは宜野湾市商工会青年部による太鼓や県内で活躍するバンドによる演奏などが会場を盛り上げた。

 最終日の7日は「第28回飛衣羽衣(とびんすはにんす)カチャーシー大会」(琉球新報社共催)が午後4時40分から開催される。