【南城】沖縄県南城市玉城の畑で、通行人の注目を集めている11体の「かかし家族」。実は市親慶原にも別の4人のかかし家族がいる。4人家族は、大人1体、こども3体で、庭で剪定(せんてい)作業を行っている。一方、玉城の11体は夏休み期間中、大きなパラソルを広げてバーベキューを楽しむ様子が確認されている。
両かかし家族の主、當山喜邦さん(64)は「どちらのかかし家族も評判だ。次はどんな一家団らんを計画しようかな」と笑う。
かかし家族は地域の注目の的となり、今では観光客やプロのカメラマンが撮影に来ることもある。「喜ばれると、また作りたくなっちゃうんだよね」。今後も南城市内のどこかに新たなかかしが顔を見せるかもしれない。