もうすぐ会えるよ! 木下大サーカス一団が沖縄入り


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狙い澄まして上手にボールを蹴るゾウのワッサーナー=5日午後、豊見城市の豊崎タウン特設会場(大城直也撮影)

 琉球新報新本社ビル落成記念プレ事業として、12月15日から豊見城市の豊崎タウン特設会場で開かれる木下大サーカス沖縄公演の一団が5日までに沖縄県内に到着した。

 一団は公演地の熊本から鹿児島志布志港や鹿児島新港を順次出発し1日かけて那覇港に到着した。約70人の団員に先んじて到着した動物たちは、ホワイトライオン4頭含むライオン8頭、ゾウ1頭、シマウマ4頭。動物たちは食事や排せつが十分にできる快適な状態で運ばれてきたという。

 長い船旅を終えた動物たちはのびのびとくつろぎ、陽光の中でまどろんでいた。ゾウのワッサーナーは元気にボール蹴りをしていた。イギリス出身で28年の調教歴を持つマイケル・ハウズさん(47)は「動物たちも楽しんで技を披露する。動物の大きさ、距離の近さにわくわくしてほしい」と語った。

 11日までの問い合わせは木下大サーカス沖縄公演事務局(電話)098(860)0045。公演は来年2月26日まで。