黒糖シーサーでPR 含みつ糖協がイベント


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壺屋の陶工・新垣光雄氏の「黒糖シーサー」=10日、サンエー那覇メインプレイス

 沖縄県含みつ糖対策協議会(会長・島尻勝広県農林水産部長)は「黒糖の日」の10日、沖縄黒糖の消費拡大を図るイベントをサンエー那覇メインプレイスで開いた。会場には壺屋焼やちむん家の新垣光雄氏が制作した「黒糖シーサー」もお目見え。来場者らはステージの催しや試食、即売を楽しんでいた。

 協議会は9月6日の「黒の日」までを黒糖消費拡大キャンペーン期間とし、県黒砂糖協同組合のSNSなどで情報発信を強化する。今期の黒糖生産は2年連続で9千トンを超えた。県黒砂糖工業会の西村憲会長は「原料の生育がよく、いい品質の黒糖ができた」と語った。

 宜野湾市の上江洲貴子さん(47)は「子どもが黒糖を食べる。熱中症対策やミネラル補給もできる」と話し、多良間と波照間の黒糖を購入した。