秋の気配 カキ色付く きょう「白露」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
永山邦夫さん宅庭先に実ったカキ=7日、浦添市仲間(ジャン松元撮影)

 8日は「白露」。二十四節気の一つで、夜間に空気が冷え込んで、明け方に草花が露をまとう時季をいう。沖縄地方は日中、入道雲が湧き、夏の暑さが残るものの朝夕は涼しく、幾分過ごしやすくなった。

 7日の沖縄地方は熱帯低気圧や湿った空気の影響で曇りや雨の天気となった。本島地方では時間帯によっては陽光が差し込んだ。

 浦添市仲間の永山邦夫さん(74)宅の庭先にはカキが実り、道行く人に秋の気配を感じさせている。樹齢約30年というカキの木は、自然に生えたものとか。「渋柿で、大半はコウモリの餌になっている」と笑う永山さん。庭には他にも果樹が生い茂っている。

 沖縄気象台によると、沖縄地方は向こう1週間、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多い。8日は発達した積乱雲の下での落雷や突風などに注意を呼び掛けている。