浅場のチヌを攻める


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(上から)後藤さん、玉城少年自然の家のキャンプフィッシング、管野さん、下門竜弘君と弘樹君、中山君、永山君、松田君

『ミーニシ一番!浅場でチヌ一発46センチ』
 19日、浅場のチヌのウキ釣りのテスト釣りをした。アングラーはチヌ一筋20数年の仲里孝、後藤茂さんである。チヌは向こう合わせでハリ掛りするし、ポイントは無数にあり簡単に釣れそうだが、浅場のチヌ釣りの難しさは潮位と風向きと濁りが発生する場所・時刻の予想である。もう一つの課題は線でヒットするタマンと異なり、チヌのヒットポイントは点であり、海底に岩やかけ上がりなど障害物のある所に限られる。向かい風で波しぶきをかぶり、点在する岩場の間を攻めるには胴長の着用と釣法はウキ釣りである。
 午前6時半、潮位210センチの恩納海岸。波、濁りは最高。マキエをして30分、唯一のアタリは左右に走った後、沖に向かって2号ハリスをぶち切ったタマンだった。その後約2時間、予想外にチヌの気配がない。午前10時、数少ない難題の干潮時のチヌのポイント名護海岸へ移動する。潮位は50センチ位と低くなりミルクコーヒーのような濁りが出ている。午前10時半、マキエをするとすぐに数尾のクワガナーがヒット。次いで小型のチヌが釣れる。海底は1メートルから4メートルぐらいのかけ上がり。午前11時10分、後藤さんの赤い2点玉ウキが走った。待望の50センチオーバーに匹敵する46センチのミナミクロダイであった。

『親子で楽しむ秋の海』
 自然体験キャンプフィッシングINやんばる(主催・県立玉城少年自然の家)
 かわいいヤドカリを追っかける子供たち、黄昏(たそがれ)のビーチではテントを張り釣りの準備をするお父さんたちがいた。ヤマトビを釣る子供たちと一発タマンを狙うお父さん、10月9日、今夜の一発大物は70センチの思い出に残るコロダイだった。

 ◎娘と一緒にマンモス丸で体験フィッシング・53センチのアカジン。来県1年、月に2|3回マンモス丸を利用するという琉大病院勤務の管野善一郎さん、18日に赤いクエといわれる高級魚アカジンを釣り上げた(マンモス曙)。

 ◎親子3人大度海岸でエギング、シルイチャー3杯。子供たちにも釣りの楽しさを教えようと糸満市の下門律光さん、8日午後8時40分釣り上げたイカを見た子供たちは大興奮。サシミとイカ汁でおいしく頂いた(MAX1)。

 ◎お父さんと船釣り、僕は磯でイラブチャー・ミーバイなど座間味島。10日島に帰省した南部工業1年チームCSの中山望都君。知られていない地磯でフカセ釣りで数釣りした(マンモス小禄)。

 ◎新結成ヤング釣クラブ桜会、永山逸人さん自慢の釣果。11日那覇一文字のフカセ釣りで48・5センチのイラブチャーなどの釣果(MAX1)

 ◎沖縄磯釣りクラブチームちゃりんこ沖縄情報システム専門学校の松田昭一さん。10日安謝港で42・5センチのチヌを釣る。

 フィッシング沖縄社・城一人 098(933)2073
 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp