連日“大物”釣れる屋我地水路


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初公表20年前の屋我地のポイント図

 『20年ぶりに大型チヌで話題の屋我地イカダ』
 屋我地の水路のポイント図が初公表されたのは運天原漁港も完成していない1984年10月、琉球新報販売局が読者サービスに配布した釣りニュースである。
 県内ナンバー1のチヌ釣り場として数々のドラマを生んだこの水路に近年本格的なチヌ釣りイカダが設置された。チヌ釣りのピークは例年3月ごろで1週間に全県で5匹ぐらいの50センチオーバーが釣れた潮を目安にしているのだが、今年はイカダ釣りを含めて屋我地周辺では連日大型が釣れ続いている。

 前週の前垣のマンモスイカダでの釣果を見ても19日に53、52、48、47センチ前里さんグループ。21日に54センチ。23日に57・5センチ宮城さん。24日に50センチ。25日に54・5センチ、小橋川さん。26日、49・9センチなどがある。ヒットタイムは干潮前後、夕方が多いと言う。
 25日54・5センチを釣った小橋川さんは一日中アタリが無くあきらめて帰り準備をしたときにヒットしたと言う。深場なので潮に関係なく爆釣れは後二週間は期待できそう。
(体験コース=サオ、仕掛け、耳、渡し代込み6000円はマンモス名護店で予約0980・52・5185)生きエビは自分で持参がよい。初心者は中通し5号ぐらいのオモリでカニの耳で打ち込んでも良い。(イカダ釣り詳細は海と釣り37号グラビア参照)
『各地の釣果』
◎特大124センチ、1・99キロタチウオ金武浜田漁港。23日夕方、満潮から下げに入った18時ごろ、サンマの耳で宜野座剛さんの釣果、27日にも118・5センチを釣った。3月は31匹中3匹をルアーで、ほかはサンマの耳での釣果。(ステップ名護)
◎久高一文字フカセでヒラーグルクン40匹の大釣り。ハリス1・5号、オキアミの耳、26日大城政人さんの釣果。(マンモス小禄)
◎夜釣りのケラマのグレ狙い。魚軍団会長仲本政勝さん、19日4人で釣行、2人は白岩、他は長崎に渡礁、潮の流れが悪く、トカジャーに糸を切られたり、夜はキンメダイの猛襲、釣果はタマンにイラブチャーなど、グレの魚信は無かった。(マンモス南風原)
◎宜名真トンネル下で51センチのイスズミ宮城広彦さん。26日3人で早朝からトンネル下へ、流れも良く期待したが魚が浮かない。ヒレーカーが見えたので遠投してゲットしたが、カツオ狙いのオキアミ3匹掛けもヒット無し、絵になるのは唯一51センチのこの魚だった。(つりぐのおさる)
〈トピック〉
★つつじグレ釣果上昇中。那覇一文字で48センチ、クイシで42・1センチ。
★馬天港で土・日ミジュン釣れていた。近くの港川漁港などもマーク。
★イカのゲットポイント。19、20、22日海中道路。21日那覇一文字。24日石川。26日安謝、26日名護漁港など。
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