全てアベノマスクのおかげです！［まーちゃんのお笑いニュース道場］

はいさい！アベノマスクはいまだに届かないのに、自動車税の納付書はキッチリと届いていることにイラっとしてしまったヒンスー三流芸人です。

僕の所にはいつ届くんだろうね～アベノマスク。アベノマスクが届くころには新型コロナウイルスが終息しているはずね。

そんなことを考えていたら、どこかの官房長官さんが「販売用のマスクがだんだんとお店に出回るようになり、マスクの価格も下がってきた。これはアベノマスクを国民に配った成果だ」なんてよくわからない自慢をしていたけどさ。絶対アベノマスクのおかげじゃないよね！？アベノマスクなんていまだに届いていない地域の方が多いしさ。街を行きかう人たちを見ても、アベノマスクより手作りマスクをしている人の数の方が圧倒的に多いしね。どう考えても、みんなが工夫してマスクを手作りしたり、どうにか手に入れている間にマスクの供給が十分になったってことでしょ？

まぁ、そうは言っても、アベノマスクに感謝している人もいるさ。僕たちが知らないところで、“アベノマスク効果”が出ているかもね。

例えば、「赤信号に一度もかからず、目的地に到着できたのはアベノマスクのおかげ」かもしれないさ。アベノマスクはサイズが小さいから、アベノマスクをして運転すれば普通のマスクより“視界良好”になってね。スムーズに車線変更ができ、赤信号に一度もかからず到着することができたんだろうね。

あと「メロンパンにメロンが入っていないのはアベノマスクのおかげ」かもしれないよ。メロンパンにメロンを入れちゃうと、値段が高くなる。あとメロンパンにメロンを入れないことでメロンの消費が抑えられ、メロンが余る。すると“マスク”メロンの値段が下がり、それにつられてマスクの値段も下がる。結果、メロンパンにメロンが入っていないのも、マスクの価格が下がったのも、全てアベノマスクのおかげ！って意味がわからんよ！無理矢理すぎっ。

でも一つ言えるのは、今回このコラムを書くことができたのは僕の所にいつまでも届かない「アベノマスクのおかげ」だよね？

（小波津正光、お笑い芸人）