染谷将太がブッダに似すぎ!実写版『聖☆おにいさん』


社会
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中村光・講談社/パンチとロン毛 製作委員会

家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、ステイホーム期間が続くなか、外出もままならず気分がすっきりしないな……という方におすすめな作品、劇場版『聖☆おにいさん』をご紹介。

■劇場版『聖☆おにいさん 第III紀』販売価格/DVD4,000円、Blu-ray5,000円(ともに税別)。8月12日発売。第I紀、第II紀も発売中。販売元/バップ

原作は累計発行部数1,600万部超の大人気コミックで、実写化にあたり福田雄一(52)が監督・脚本を、製作総指揮は俳優の山田孝之(36)が務めました。

物語は神の子・イエスと、目覚めた人・ブッダの2人が東京の立川でアパートをルームシェアして下界でバカンスを楽しむ、というもの。その様子がショートストーリー×10作品で描かれています。

イエス役にはロン毛がさまになっている松山ケンイチ(35)が。ブッダに扮するのは半眼とほほ笑みが演技なのか本人の素の表情なのかわからないほどブッダ似の染谷将太(27)です。

少し奔放で衝動買いしがちなイエスに対し、堅実な性格のブッダ。2人の会話は掛け合いが絶妙で、漫才を見ているかのよう。

イエスは感情が高ぶると水をぶどう酒に変えてしまったり、「仏の顔も三度まで」といわれるようにブッダを4度怒らせるととても怖いといった会話がなされるなど、タブー視されがちな宗教的ネタをコミカルにほのぼのと描いているのが特徴です。

アパートでの会話劇が中心の第I紀から、外出が増えた第II紀、そして第III紀は2人がファミレスやカラオケと俗世での生活を楽しむ描写が多め。

アハハと笑え、鑑賞後は心が癒されている不思議な魅力を持つ作品。どうぞご堪能ください!

「女性自身」2020年8月18日・25日合併号 掲載

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