自分らしさ、世界へ発信 ミセス・オブ・ザ・イヤー世界大会2022準グランプリ ヤング祐佳(ゆか)さん

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女性が輝けば、家庭も社会も輝く


白いロングドレス(アメロティカジャパン)を身に着けるヤング祐佳さん。頭のティアラと肩からかけたサシュが準グランプリの証だ。まさに「かっこいい女性」のオーラで写真撮影に臨んだ 撮影・田中奈緒美 ヘアメイク・HARUNA 撮影協力・グランディスタイル 沖縄 読谷 ホテル&リゾート


今年4月に東京で行われた「ミセス・オブ・ザ・イヤー」の世界大会、県内から出場したヤング祐佳(ゆか)さんが見事、準グランプリを獲得した。コンテストの出場を通じて、自身だけでなく家族にもポジティブな影響を与えられたと実感する祐佳さん。沖縄の女性たちを応援し社会全体も輝かせたい、という思いについて話を聞いた。



ヤング祐佳さん

ミセスコンテストの受賞者、との肩書き以外にも幅広い活動をしているヤング祐佳さん。「チューリップ」のポーク缶で知られるデニッシュ クラウン・ジャパン㈱沖縄支店のブランドスーパーバイザー、ヨガ講師、ガールスカウト沖縄県連盟の運営広報部会長を務め、家庭では14歳の娘と10歳の息子の母親という顔も持っている。

毎日を忙しく過ごしているが、どんな時も一貫しているのは「沖縄から世界へ」というテーマだ。性別や年齢に捕われず誰もが自分らしく輝き、活躍できると人々に伝えたい。そして世界に向けて、沖縄の魅力を発信できる人が増えてほしい、そんな情熱を持ちまずは「自らが動く」ことを意識している。


家庭が輝くきっかけに


祐佳さんがミセス・オブ・ザ・イヤーに初挑戦したのは2020年の沖縄大会(今年は「保険クリニック・プレゼンツ・ミセス・オブ・ザ・イヤー2022沖縄大会」)。「ママだから」「30代だから」と後回しにしていた自分の時間を改め、挑戦する姿を子どもたちに見せたいと思い立ったのがきっかけだった。2人の子どもにはコンテストに出ることを恐る恐る話したが、「ママがやりたいんだったらいいよ!」と背中を押してくれたそうだ。

コンテストにエントリーすると、14センチのハイヒールを履いてのウォーキングレッスンがあるという。笑顔と美しい姿勢をキープして歩くのは、コツがいる動作だったが、自分と向き合うことで心身がつながり、かっこよく自己表現できることを学んだ。また、審査対象は外見だけではない。自分を見つめ直し、目標を掲げ挑戦すること。「自分だってできた!」という達成感を得て自己肯定感を上げることも重要だという。


ガールスカウト沖縄県連盟にも所属。右は環境活動家の谷口たかひささん(提供写真)

祐佳さんは2020年の沖縄大会、これに続く日本大会でもグランプリを獲得。沖縄大会のグランプリ獲得時には、観客席でよろこぶ子どもたちの姿が目に焼きついている。

「母親でもない。会社員でもない。自分のために行動する姿を子どもたちに見せることができました。息子は私の活躍を目にして、小学校での発表を堂々とするようになったんですよ」

女性が自分らしく輝けば、子どもたちやパートナー、家庭も輝くと実感した祐佳さん。そんな女性を一人でも多く増やしたい、という新しい夢もできた。


沖縄大会はゆいまーる


祐佳さんは沖縄大会ならではの魅力も教えてくれた。ミセスコンテストということで、出場者同士はぎすぎすした雰囲気なのではないか…。初出場の際にはそんな不安もあったそうだが、実際はその真逆。出場者や運営事務局スタッフたちは、お互いの情報や人脈を紹介。レッスンの合間にも励まし合ったりと笑顔あふれる交流が多くあった。


世界大会で着用した衣装は、県出身で世界的に活躍するデザイナー、押本未子さんのもの(提供写真)

「出場した皆さんは、自分に対しての愛情はもちろんだけど、周りへの愛情もすばらしかった。『私が一番になろう』じゃなくて『みんなで良いものをつくろう!』っていう絆が生まれていたんです」

熱いマインドを持つ沖縄の女性たちはコンテストを通じて、姉妹・家族のような関係になっていった。「ゆいまーる精神」「多様性」も感じられる大会なのである。

最後に「今後は多方面で良いエネルギーを循環していきたい。百の言葉より一つの行動。かっこいい女性のロールモデルとして、先頭に立ち、沖縄に恩返しすることが目標です!」と意気込みを語ってくれた祐佳さん。今後もそのしなやかで温かい人柄で、地域・社会をエンパワーし続けていくだろう。

(津波典泰)




プロフィル

1980年生まれ。那覇市在住。現在は保険クリニック・プレゼンツ・ミセス・オブ・ザ・イヤー2022沖縄大会のディレクターとしても活動。世界大会出場の経験を生かし、世界基準のマインドやスピーチ、そしてウォーキングのレクチャーも行っている。

Instagram:yuka.world.okinawa


(2022年8月4日付 週刊レキオ掲載)



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