成人おめでとう、カジマヤ―も年齢引き下げ！？［まーちゃんのお笑いニュース道場 web版］

りゅうちゃんクラブで連載中の「お笑いニュース道場」番外編です。web版会員限定連載です。

はいさい！若い頃は「早く大人になりたい」と思っていたのに、48歳になった今では「子供に戻りたい」と思っている三流芸人です。

年を取ると小さい文字が見えづらくなったり、腰や膝が痛くなったり。面倒くさいことばっかりさ。その点、子供はいいよ～。

先日、冬休みの家庭科の宿題で「マカロニサラダ」を家で作っていた中学一年生の次男坊。作り過ぎてしまったのか、側にいた小学二年生の四男に「マカロニサラダ食べるかぁ？」と聞いていた。すると「マカロニサラダって何？」と四男。えっ、食べたことないの？！学校給食にも出るでしょ！

すると次男が「マカロニサラダはストローみたいなやつさ」と説明。その説明おかしくない？！ストローみたいなやつは誰も食べたくはならないだろっ。

でもそれを聞いた四男が一言「食べる～」って、食べるのかーい！

最高だね。沖縄にはカジマヤーというのがあって、数えで九十七歳になると人は童心に戻ると言われているけどさ。成人年齢も二十歳から十八歳に引き下げられたんだから、カジマヤー年齢も引き下げて欲しいさ。「五十歳からはカジマヤー。五十歳からは子供！」ってことにしてね。

そうすれば僕ももうすぐ映画も子供料金で観られるし、お腹が空けば無料で食事を提供してくれる“こども食堂”も利用できるしさ。なによりも子供だから仕事しなくてもいいしや。「外で元気いっぱい遊ぶのが子供の仕事」だから朝から晩まで公園で遊びまくってね。

そうすりゃ健康になり医療費も削減できてるから国としても助かるさ。

せっかくだから『成人の日』に対抗して「おとな」と「こども」を合わせた『おどもの日』というのをつくってさ。今年から成人式典の名称が「二十歳の集い」や「二十歳を祝う式典」などに今年から名称が変更された成人式の様に、「五十歳の集い」とか「“大きなお友達”を祝う式典」なんてものをつくってね。成人式になると暴れる若者の様に、五十歳以上のおじさん達がピンクの袴を着て公園で遊びまくるわけよ。

そうなれば年を取るのも悪くないやぁ。

（小波津正光、お笑い芸人）