ソコは気にしちゃダメ!親子クッキングで気をつけたいこと ☆えくぼママの沖縄子育て☆


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こんにちは〜。元幼稚園教諭・保育士のみはるです。

子どもと一緒にクッキング!
「親子のコミュニケーション」「口にするモノの原形や工程を知る」「食べる相手や生産者、食材に想いを馳せる」

良いことだらけですよね。

ただし、それは…。
《スムーズにことが運べば》の話!

クッキー作り〜からの〝イライラ三段活用〟

ちょうど義母に郵送する物があった、ある日のこと。
そして、たまたま夫も帰りが遅くなるとのことだったので…

「そうだ‼ クッキー作ろう♪」

と思いつきで、息子と一緒にクッキングをスタート!

幼稚園や保育園でクッキングを行う場合は、あらゆる場面を想定して指導案などを作成し事前準備をしてから挑むものですが、今回は完全に私の「ノリ」で始めたので、後手後手に回ってしまい、もうワタワタ。

「硬さってこんなもんだっけ…」
「あぁ袋で混ぜれば良かった‼」
「あっアレ用意してないー」

注※子どもは待つことが苦手です。
特に興味があることなら。なおさら手を出したい‼

なるべく「待ってね」は使わないようにしているけれど…

「ちょっと待っててね〜♪」
「ちょっと待ってって」
「待ってって、言ってるでしょぉーがっ‼」
イライラ三段活用。

なんとか生地が出来て、気を取り直す母。

ところが…自由に麺棒で伸ばしたいし、自由に型抜きしたいし、自分で好きなようにしたい息子くん。

楽しみながら自由にやってほしいけど、無理な話かもしれないけど、お義母さんに渡す分はそれなりに仕上げたい母心。

「もーっ‼‼」

な〜んて、つい怒ってしまう。

あーこんなんじゃ、ちっとも楽しくない。
こんな風になるなら、最初から作ろうと思わなきゃ良かった…。

「ごめんね。プンプンして作ってもつまんないよね。もう好きなように作ろうね」と私。

「っ……ぅわぁーん‼」泣き出す息子くん。

やっぱりつまらなかったよね。ごめんなさい。反省。

 

楽しく作るのが一番だね!

それからは2人で粘土のようにコネコネしながら、ナッツやドライフルーツで顔を作ってみたり、型抜いたり。

ニコニコ会話を楽しみながらクッキー作り。

なんとか無事に焼き上がりました。

(作ってる最中の写真は、もちろん撮る余裕なんてありませんでした。)

☆ 教訓 ☆

  • 待てない子どもを相手に思いつきでクッキングをしようとすると、まったく楽しむどころじゃない。
  • 仕上がりにこだわってはいけない。

お仕事での保育と子育てはまったく別もの。家庭では、妻であり、母であり、個人であり、色んなことを同時に背負いながらの子育てです。イライラするのも仕方ない。

でも、イライラする自分にイライラする。

ぎゅうーっと抱き合って癒されて、仲直りして、反省したり落ち込んだり。まだまだだなぁ…。

日々精進していかねば‼ と思うのでした。

(えくぼママライター みはる)

 

 

☆ プロフィル ☆

みはる
東京出身。浦添市在住。 元幼稚園教諭であり元保育士。現在えくぼママとして活躍中!
よく言われるのは、元気。いつも笑ってる。よく喋る。
2014年生まれのヤンチャな長男と穏やかな旦那さんとの3人家族。
自然派育児を楽しみながらマイペースに子育て中。
野望は家族で世界中に滞在することが仕事になること☆

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