アイヌ料理がおいしそう…『ゴールデンカムイ』で描かれる食の魅力


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(C)野田サトル/集英社

家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、週刊ヤングジャンプで連載中の大人気マンガ『ゴールデンカムイ』に注目。

■『ゴールデンカムイ』/野田サトル著(集英社)。1〜15巻が発売中。

『ゴールデンカムイ』は現在、15巻まで単行本が発売され、テレビアニメ化もされています。

舞台は明治末期の北海道。日露戦争の帰還兵・不死身の杉元と、死んだ父の謎を追うアイヌの美少女・アシリパが出会い、隠されたアイヌの金塊を追います。脱獄囚たちの入れ墨が金塊のありかを示す地図と知り、新選組の土方歳三や第七師団の将校も参戦。荒ぶる自然やどう猛な動物と闘いながら、争奪戦を繰り広げます。

バトル描写が過激な半面、笑いの要素も多い本作。大自然を知り尽くしたアシリパを杉元は「アシリパさん」と呼んで常に絶対服従です。

そして、野趣あふれるアイヌ料理のおいしそうなことといったら……。生の魚や肉をみんなでたたいて食べる「チタタプ」、つみれ鍋のような「オハウ」など、グルメマンガかと思うほど。杉元も「団子の甘さに筋子ダレのしょっぱさがあいまって、とぉ〜ってもヒンナ!!」と、グルメ番組さながらのコメント。「ヒンナ」とは食べ物や自然への感謝を示すアイヌ語です。

強い男たちがツンデレぶりを発揮するギャグシーンも多く、ギャップ萌えで身もだえするはず。果たして金塊は誰の手に!? 早く次が読みたくなる大作です。
 

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