沖田 有吾 沖縄県の石川浄水場から西原浄水場へ向かう途中の導水管で漏水が発生し、修理工事で送水を停止するため、西原浄水場から水の供給を受ける9市町で断水が発生する恐れがあることについて、県企業局は18日午後5時から送水を止めて修理工事をする方向で調整を進めている。
午後に正式に決定し、県企業局のホームページなどでも周知する予定。県企業局は、工事に最大約30時間を要すると見込んでいる。
県企業局のホームページでは18日午前現在、断水が懸念される地域として「那覇市・浦添市・豊見城市・糸満市・与那原町・西原町・南城市・南部水道企業団（南風原町・八重瀬町）」の9市町を挙げている。西原浄水場の供給エリアの住民らに、飲料水の確保や、バスタブなどへの生活用水確保、節水を呼び掛けている。
送水停止中は、西原町にある原水調整池での浄水処理を通常の4割程度に抑え、北谷浄水場や石川浄水場からの応援給水、各市町村の配水池にためた水などで対応するが、長引けば給水を制限する恐れもある。
断水
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