琉球朝日放送(QAB)は1日、報道制作局に勤務する技術職の30代男性社員が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。同社社員の感染は計5人となった。この社員は既に感染していた別の社員の接触者として自宅待機していたが、過去2回のPCR検査では陰性と判断されていた。3回目の検査で陽性と判断されており、社内か自宅待機中に感染したか分かっていない。社内で感染した場合、クラスターの疑いがある。
この社員は7月20日に陽性が確認されたディレクターの20代男性との接触があり、同月19日から自宅待機をしていた。同月20日の同社独自のPCR検査では陰性だった。同月22日に発熱があり、2度目のPCR検査を受けたが陰性と判断された。同月30日には再び発熱があり、3度目のPCR検査を受け同月31日に陽性と判断された。
同社によると、新たに感染した社員は19日から2週間の自宅待機中だったため、その間は出社していないという。【琉球新報電子版】