沖縄、90代コロナ患者1人死亡 新規感染36人で累計2000人超【8月28日朝】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は27日、新型コロナウイルスに36人が感染したと発表した。県内累計感染者数は2千人を超え、2013人となった。新たに沖縄市在住の90代女性が死亡した。新型コロナによる死者の発表は5日連続で、8月だけで19人が死亡、累計26人となった。県によると、死亡した90代女性は14日に抗原検査で陽性が確認され、県内医療機関に入院した。療養を続けていたが26日に死亡した。基礎疾患などの情報はなく、死因は調査中。 

 県の糸数公保健衛生統括監は累計が2千人を超えたことについて「当初予想していた第2波のラインは1日に最大(感染者が)32、33人だった。想定を超えて感染が拡大したことが数字からも分かる」と述べた。

 27日の新規感染者のうち70代以上は7人。また、県内確定患者との接触が確認されているのは7人で、29人は感染経路不明の「調査中」。人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は15・03人で27日連続で全国最多となった。米軍関係はキャンプ・マクトリアス、キャンプ・キンザー、米陸軍トリイ通信施設でそれぞれ1人の感染が確認され、累計372人となった。