あす緊急宣言解除後の方針決定 沖縄 新型コロナ61人感染、4人死亡(9月25日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は24日、新型コロナウイルス患者4人の死亡と、10歳未満から80代までの61人の感染を新たに確認した。累計の死亡者数は297人、感染者数は4万9199人。感染者数は30日連続で前週の同じ曜日を下回った。25日に開かれる医療関係者らの専門家会議と、経済対策関係団体会議での意見を踏まえ、県は26日に予定する県対策本部会議で緊急事態宣言の解除後を見据えた方針を決定する。

 亡くなったのは宜野湾市の50代男性、うるま市の80代女性と70代男性、八重山保健所管内の80代女性。いずれも入院中か施設療養中に感染が判明し、死亡に至った。

 24日の感染者数は金曜日としては7月16日(76人)以来の2桁となったが、県は祝日明けで検査数が少なかったことも影響していると分析している。年代別では20代15人、40代11人、30代と70代が各7人などだった。

 このほか、県内で新たに家族内でのクラスター(感染者集団)も4例確認され、累計は319例となった。

 米軍関係は新たに5人の感染が県に報告された。累計は2687人。