社会

市民ら500人車両止める 辺野古 機動隊押し返す

機動隊の排除に対し、座り込みながら「暴力やめろ」と訴える市民ら=11日午前7時8分、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、反対する市民らが11日早朝、米軍キャンプ・シュワブゲート前に約500人以上集まり座り込んだ。午前7時ごろから機動隊が市民らに対し排除や隔離を繰り返したが、市民が一時、機動隊を押し返し抵抗、再びゲート前に座り込む場面もあった。

 市民らは座り込みながら「暴力やめろ」と訴えた。市民らと機動隊の激しい攻防で、新基地建設関連とみられる工事車両が立ち往生した。約1時間半後、基地に入った。周囲では渋滞が発生した。
 大浦湾海上では大型クレーン船が湾内で移動したほか、シュワブの海浜では2基目のスパット台船が組み立てられている。移設に反対する市民らは抗議船とカヌーに乗って、海上で工事をやめるよう訴えている。
 市民らは旧ゲートに続く国道329号でも工事関係車両を止めるため座り込んだ。その間、女性2人が腰や首の痛みを訴え、救急車で搬送された。国道329号も数十分渋滞した。
 平和運動センターの山城博治議長は、機動隊を押し返したことを「座り込んで以来初めてだ」とし、「市民が結集すればできることが証明された。暴力的なことはせず、座り抜いて闘おう」と拳を突き上げた。【琉球新報電子版】