辺野古水曜行動に250人 学者の佐藤学氏も座り込み


この記事を書いた人 金城 美智子
移設を阻止して「沖縄を平和のとりでにしよう」と訴える佐藤学東京大名誉教授=3日午前7時10分、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で3日、市町村議員などが米軍キャンプ・シュワブゲート前に結集する「水曜大行動」に、約250人が参加した。午前10時半現在、機動隊による市民の排除やトラックなどによる資材搬入は確認されていない。

 「安全保障関連法に反対する学者の会」の発起人の佐藤学東京大名誉教授が、ゲート前の座り込みに参加。「原発や米軍基地の問題ほど人間の尊厳が傷付けられているものはない」と訴えた。
 大浦湾の海上では、抗議船3隻とカヌー隊約10挺で「海を守ろう」「基地をつくるな」などとシュプレヒコールを上げ、抗議行動を展開した。コンクリートブロックを載せた大型クレーン船上には作業員の姿が確認された。
【琉球新報電子版】