仲村実好氏の大臣表彰称賛
1月24日正午、名護市出身の約100人の県系人が大ブエノスアイレス都市圏南部近郊のフロレンシオ・バレラ市に位置する在亜名護市民会会館で、豪華な昼食付きの新年会を皆で楽しんだ。
アルゼンチンにおいては名護市からの移民は1909年に始まり、現在は全国で150家族以上が住んでおり、人数は約450人に上る。5世までいるという。数としては最大の村人会の一つで、社団法人資格を持ち、会自身の会館を所有している。
領域の65%が農村風景であるフロレンシオ・バレラ市は、首都ブエノスアイレスから南へ30キロ離れた所に位置する。100年前から特に名護出身の人たちが入植し、野菜・花卉(かき)栽培に従事してきた。
名護市民会の大城保信会長はあいさつの中で、過去1年の主な出来事を振り返りながら、仲村実好氏の外務大臣表彰を称賛した。
今回の新年会は日本大使館から吉村一之領事が出席し、両言語で同市民会への感謝を述べながら、名護市出身移民の仲間意識と開拓魂を褒めたたえた。
(大城リカルド通信員)