那覇市の介護サービスセンターゆいまーる松川を利用する我如古ヨシさん(97)と西平百合子さん(90)は、チラシでの箱作りが得意だ。18日に開かれた松川保育所の園児らとの交流会でも、2人の手作りのチラシ箱がプレゼントされた。プレゼントを喜ぶ園児に、我如古さんは「喜んでもらえてうれしい」と笑顔を見せた。
チラシ箱は毎日、家で制作している。カジマヤーを迎えた我如古さんだが、手先の器用さは抜群で「この前数えたら、1時間で20箱作っていた」と誇らしげに語った。西平さんは「30分くらいずっと作っている」と振り返る。細かい作業にも「疲れはしないよ」と頼もしい表情で話した。
ゆいまーる松川の仲宗根里志主任は「チラシ箱はごみを入れてそのまま捨てることができるので便利。2人が作った箱をセンターでも使っている」と話した。