30日午前11時40分ごろ、那覇空港自動車道西原ジャンクション(JCT)の下り(北向け)の入り口で、普通自動車が発券機などが置かれる施設に衝突した。運転していた20代男性は意識のある状態で本島南部の病院に搬送された。事故の影響で、午後2時半現在、那覇空港自動車道の南風原南インターチェンジ(IC)から同JCTまでの区間で規制もあり渋滞が発生している。
県警交通機動隊によると、午前11時42分に目撃者から110番通報があった。運転手のみが乗車しており、事故原因などは調査を進めている。
西日本高速道路(NEXCO西日本)によると、JCTに3つある料金所のうち、車が衝突した中央のほか、右端のレーンが通行止めとなっている。同社は車の破損部品を撤去した後、各レーン施設の損傷具合を調べるとしており、復旧のめどは立っていない。
那覇空港自動車道を管理する沖縄総合事務局南部国道事務所の担当者は渋滞の解消見込みがたっていないことから、沖縄自動車道を目指す利用者らに対して「豊見城ICで下りるなど対応してほしい」と呼び掛けている。