【中国時報】観光バス事故で観光客26人死亡


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 19日、桃園市の高速道路で桃園国際空港に向かっていた観光バスが交通事故を起こし、26人の乗員・乗客全員が死亡した。そのうちの24人は中国大陸の遼寧省からの観光客で、残りの2人は台湾籍の運転手とバスガイドであった。被害者には、12歳をはじめとする子ども3人も含まれていた。

 原因は自損事故で、バスがガードレールに衝突した後、前方の出入り口付近で出火した。バスの出入り口は三つあり、前方と後方と非常口があった。しかし、衝突して出火後、前の出口をふさがれ、乗客がバスの後方に移動したが、後方のドアはガードレールによってふさがれて開かず、非常口も開かれていなかった。そして急速に火が回ってバスが全焼することになった。