「自然生かす計画を」 地域フォーラム 村づくり 議論熱く


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「若者が描く未来の宜野座村」と題し、将来の地域づくりについて展望を発表した登壇者に意見を述べるコメンテーター=20日午後、宜野座村文化センターがらまんホール

 【宜野座】新報移動編集局「宜野座ウイーク」(主催・宜野座村、琉球新報社、協力・ラジオ沖縄)のメイン事業「地域づくりフォーラム」が20日午後、宜野座村文化センターがらまんホールで開かれ、約130人が参加した。講演した沖縄大学地域研究所特別研究員で宜野座村村づくりアドバイザーの島田勝也さんは、宜野座村の合計特殊出生率が2・2と高いことを評価し、「村には自然豊かで、安らぎの空間がある。今後、5年計画でそうした魅力をブランディングをしていく必要がある」と述べ、計画的な村おこしの重要性を訴えた。

 フォーラムは「若者が描く宜野座村の未来」と題して開催。村立宜野座中の生徒2人や県立宜野座高校の生徒2人、商工会青年部のメンバー3人、村農業青年クラブ連絡協議会のメンバー4人がそれぞれの分野から見た宜野座村を紹介。「豊かな自然を生かした村おこし」「ハワイのように国際的な観光地を目指す」「これまで安らぎを感じられる村を大切にする」と、それぞれが考える地域振興の在り方を提案した。