泡瀬干潟、公金支出差し止め認めず 高裁那覇支部、住民の控訴棄却


この記事を書いた人 金城 美智子
多見谷裁判長

 国と県の中城湾港泡瀬地区公有水面埋め立て事業と埋め立て地を利用した沖縄市の東部海浜開発事業で、周辺住民らが県と市に公金支出の差し止めを求めた第2次泡瀬干潟埋め立て訴訟の控訴審の判決が8日、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)で言い渡された。多見谷裁判長は住民側敗訴を言い渡した那覇地裁判決を支持し、住民側の控訴を退けた。【琉球新報電子版】

横断幕を掲げて裁判所へ向かう原告団のメンバー=8日午後1時48分、那覇地方裁判所前