【アメリカ】新年会盛大に新役員紹介も 北米県人会


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新旧役員らが紹介された北米沖縄県人会新年宴会=1月15日、モンテベロ市クイエット・キャノンレストラン

 北米沖縄県人会は1月15日、モンテベロ市のクワイエット・キャノンレストランで毎年恒例の新春親睦会と役員就任式を開催した。約600人が参加した。「豊節」「ごえん節」「ゆらてぃく節」などが開幕と同時に琉球民謡協会などの演奏で高らかに斉唱された。

 北米沖縄県人会は1月15日、モンテベロ市のクワイエット・キャノンレストランで毎年恒例の新春親睦会と役員就任式を開催した。約600人が参加した。「豊節」「ごえん節」「ゆらてぃく節」などが開幕と同時に琉球民謡協会などの演奏で高らかに斉唱された。

 表彰式ではマン・オブ・ザ・イヤーが國吉信義さん、ウーマン・オブ・ザ・イヤーがエイミー・オーシロさんに贈られた。米国の県人会社会の活動などを長年にわたって伝えた金城武男さんに功労賞が授与された。新会長のエドワード・神谷さんら新旧役員・理事の紹介もあった。

 来賓祝辞では、千葉明在ロサンゼルス日本総領事がサンタモニカで開かれた「トランジット・リパブリック展」に触れ「沖縄の若手、有望なアーティストが出展し、日米関係の発展につなげている」とあいさつした。

 琉球舞踊や民謡、空手の演武、トモコ・マクリンタイアさんのクラリネット演奏、フラダンス、桃原正男さんのカラオケ「いたわりの朝太郎」も披露された。比嘉朝儀さんの名司会ぶりも好評を博した。特別出演した留学生の玉置麻侑(まゆ)さんによる琉球舞踊「前の浜」にはひときわ大きな拍手が送られた。参加者はカチャーシーに興じ、輪になって「すべての人の心に花を」を歌って散会した。
(当銘貞夫通信員)