多良間村長選 伊良皆氏が再選


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
  伊良皆 光夫氏

 【多良間】任期満了に伴う多良間村長選は25日投開票され、無所属現職の伊良皆光夫氏(62)が422票を獲得し、無所属前職の下地昌明氏(65)を破り、2期目の当選を果たした。下地氏は375票を獲得した。両氏による村長選は2013年に続いて2回目。前回は11票差の接戦だったが今回は差をつけた。

 伊良皆氏は「1期目の実績が村民に浸透し理解が得られた。2期目はまいた種を開花させ収穫したい」と語った。

 当日有権者数は819人(男性455人、女性364人)。投票総数は801票、有効投票数は797票、無効票は4票だった。投票率は97・8%で、前回から0・12ポイント上昇した。

 伊良皆氏は1955年5月生まれ。村塩川出身。琉球大学短期大学部卒。JAおきなわ多良間支店金融共済課長や村助役、副村長などを務めた。2013年6月の村長選で初当選した。