第5回世界のウチナーンチュ大会(主催・同実行委員会)の本大会(開会式)まで13日で、あと1カ月に迫った。県の実行委員会事務局は参加者やイベントの調整など、急ピッチで準備を進めている。
事務局によると9日現在、参加予定の海外県系人は20カ国と2地域(香港、ニューカレドニア)から4809人。ブラジルやペルーなど複数国で参加希望者が増えていることから目標数で、過去最多になる5千人に達すると見込んでいる。
最も参加者が多い国はアメリカでハワイ1045人を含め2819人、続いてブラジル1091人となっている。
本大会に合わせて各市町村主催の歓迎会や交流会なども着々と開催が決定。8月11日現在で、41市町村中28市町村が独自の事業の開催を決めた。
事務局は18人態勢で招待、イベント、広報など4班に分かれる。招待班の與儀泰彦班長(31)は「とても楽しみ。県民挙げて迎えるのでぜひ多くの県人に参加してほしい。今後も増えることを期待している」と話していた。