首相、面談せず あすからオスプレイ撤回東京行動


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 オスプレイ配備に反対する県民大会実行委員会の代表団総勢約150人は27日、東京行動を行うため上京する。同日午後3時から、日比谷野外音楽堂でオスプレイ配備撤回などを求める集会を開き、銀座をパレードする。

28日の政府要請は、26日までに防衛相、外相、沖縄担当相との面談が決まったが首相について政府側は官房長官が対応するとの方針を実行委に伝えた。実行委は当日まで首相面談が実現するよう政府へ働き掛ける。
 参加するのは、実行委と県内全41市町村長(代理7人)、議長、県議らで、基地問題に関しては1972年の日本復帰後、最大規模の政府要請行動となる。
 政府へ手渡す建白書は、オスプレイ配備撤回と、今年夏に普天間飛行場で予定されている新たな12機の配備中止、嘉手納基地への配備計画撤回、普天間飛行場の県内移設断念を求める。