ゲート前で市民と警察もみ合い 辺野古


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クレーン車の進入を阻もうとして、警察官ともみ合う市民ら=12日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する市民らは12日午前も、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議行動を展開した。午前中には市民らがシュワブ内への工事車両の進入を阻止しようとして、警察官らと衝突した。

 一方、海上では沖縄防衛局の小型船が長島付近で浮具(フロート)を移動させる様子が確認された。市民の抗議船3隻が海上で監視している。
 同日午前8時20分ごろ、シュワブ内に進入しようとしたクレーン車を市民ら約30人が体を張って阻んだ。強制的に排除しようとする警察官ともみ合いとなり、ゲート前は一時騒然となった。その後、警察官らが市民らを移動させ、クレーン車がシュワブ内に入った。
【琉球新報電子版】