知事がワシントン事務所訪問


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平安山英雄所長(左端)から県ワシントン事務所の業務について説明を受ける翁長雄志知事(左から2人目)=31日、米ワシントン市内

 【ワシントン=島袋良太】訪米中の翁長雄志知事、知事に同行している稲嶺進名護市長ら首長、県議や経済人らで構成する訪米団は31日(日本時間1日)、県が本年度に開設したワシントン事務所を訪問した。平安山英雄ワシントン事務所長が知事らを案内した。米軍普天間飛行場の辺野古移設計画の見直しに向け、県が米側関係者に情報発信し、また米側の情報を収集する業務内容を説明した。都道府県によるワシントン事務所の開設は全国初。

 翁長知事は「日米首脳会談を約束したものをひっくり返すことは簡単ではないが、皆さんの思いを届けることで変わる。ゆたさるぐとぅ、うにげーさびら(よろしくお願いします)」と述べ、1日から本格化する自身と訪米団の訪米要請行動を前に、抱負を述べた。【琉球新報電子版】