琉球新報社 【ワシントン、ベルリン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は１３日、過激派組織「イスラム国」が最近、イラクでの戦闘で化学兵器のマスタードガスを使ったと米政府がみていると報じた。複数の米政府高官の話としている。
マスタードガスは付着すると皮膚などがただれ、呼吸困難で死に至ることもある。使用が事実なら、同組織の脅威が一層高まることになる。
一方、ドイツのメディアは１３日、ドイツ国防省当局者の話として、同組織がイラク北部でクルド自治政府の治安部隊ペシュメルガに塩素ガスを化学兵器として使用した疑いがあると報じた。
（共同通信）
