社会

【ニューヨーク】「9条守れ」「新基地ノー」 米観光中心地で訴え

「9条こわすな」と書かれた横断幕を持ちデモをする市民ら。「辺野古新基地NO」のプラカードも見える=14日、米ニューヨークのタイムススクエア

 高くそびえるビルを囲む電光広告が輝く米ニューヨークのタイムススクエアで14日夜、星条旗やコカコーラのネオンを背に「憲法9条守れ!」「辺野古基地いらない」と力強い声が響いた。

レイチェル・クラークを中心とするニューヨークの草の根運動の呼び掛けで14日(日本時間)国会前デモと連帯して行われた。
 資本主義の象徴的広場ともいえるタイムススクエアは連日、世界各国から訪れる観光客でにぎわっている。ブロードウェイの劇場街、ニューヨークの中心地タイムススクエアは、この日も夜の観光客が詰め掛け「世界各国の人がデモに興味を持ち、撮影して平和への訴えを自国に持ち帰るため、ここは最高の場所だ」とデモに耳を傾けた観光客は語った。
 ベトナム反戦活動家として知られているニディア・リーフさんとジョーン・プルンさんが高齢を押してデモに姿を現した。リーフ女史は「平和を愛する日本の方々の憲法9条を守るために私たちも団結したい」と語り、バッグから折り鶴を取り出して観光客の子供たちに手渡した。プルン女史は「世界の国々が日本の憲法9条のように戦争否定の法律ができることを願っている」と力強く語る。
 沖縄から観光旅行で来た比嘉妃さん(24)と上原梓(24)は、偶然の参加で「ニューヨークで沖縄のために運動していることに感動しました。デモに参加したのは初めてです」「もっと政治や社会のことに目を向け積極的に意思表示をしたいです。ニューヨークに来て勉強になりました」と目を輝かせていた。(比嘉良治通信員)



琉球新報