くらし

きょうムーチー 子の成長、月桃に願い

月桃の香りに包まれながら、ムーチー作りの作業に追われる職人ら=4日、浦添市前田の「首里餅菓子屋」本店・工場

 きょう5日は、旧暦12月8日の伝統行事「ムーチー」。浦添市前田に工場を構える創業67年の老舗「首里餅菓子屋」(西原清次郎代表)では4日午前からムーチー作りが始まり、ベテラン職人らがムーチーを蒸したり月桃(サンニン)の葉で包む作業に追われた。

 同店では、伝統的な白餅と黒糖入りの2種類を独自の原材料で手作りして販売している。今年は4、5の両日で主に注文を受けた5千~6千個を準備するという西原代表は「子どもの健やかな成長を願いながら食べてほしい」と話した。

 また5日は、二十四節気の一つ「小寒」でもある。4日の沖縄地方は全観測地点で平年より気温が高く、先島諸島では波照間島で26・6度を記録するなど夏日となった。那覇市内の公園では、冬休み中の子どもたちが半袖シャツ姿で駆け回る姿が見られた。沖縄気象台によると5日も気温は下がらず、最高気温は那覇で24度まで上がる見込み。例年は冷え込むことが多い「ムーチービーサ」にはほど遠い一日となる。気温の高い状態は週末ごろまで続く見込み。