沖縄歌舞劇団美(ちゅら)(大田礼子代表)が出演する県伝統芸能公演が10月25日、浦添市の国立劇場おきなわであった。
古典、雑踊、創作の11演目を披露。創作は、沖縄の風土を感じる「土に活きる」(玉城秀子振り付け)から現代的な「響」(大田振り付け)まで、幅広い世界を繰り広げた。
華やかな創作「花」(玉城振り付け)で幕開け。男踊の創作「旅千鳥」(玉城振り付け)は快活な雰囲気に仕上げた。「土に活きる」は農民たちが朝から夕暮れまで働く様子を描いた。しっかり者の女たち、いざという時に頼りになる男たちの姿を生き生きと表現した。