【迂回ルート】GWの渋滞、避けるポイント 沖縄北部の「やんばる」地域、出発時間で大きな差


【迂回ルート】GWの渋滞、避けるポイント 沖縄北部の「やんばる」地域、出発時間で大きな差 行楽シーズンに混み合う沖縄自動車道の許田料金所周辺(資料写真)
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 沖縄本島北部といえば「やんばる」と呼ばれる自然豊かな地域や、沖縄随一の観光スポット「沖縄美ら海水族館」、世界遺産の「今帰仁城跡」など県内外から多くの人が訪れる場所だ。そこについて回るのが渋滞の問題…。ゴールデンウイーク(GW)も多くの人出が見込まれる。沖縄総合事務局北部国道事務所のデータを参考に、GWの渋滞を避けるポイントをまとめた。

 ポイント1.出発時間を早める

 沖縄総合事務局北部国道事務所によると、那覇から北部方面へ向かう道路は午前9時ごろから混雑が予想される。那覇から沖縄美ら海水族館(本部町)へ向かう場合、ピークの昼時と早朝7時に出発した場合を比較すると最大50分の差があるという。

 ポイント2.迂回で渋滞区間を避ける

 沖縄自動車道の許田インターチェンジ(IC)と名護東道路の伊差川IC付近は激しい渋滞が予想される。北部国道事務所は、古宇利島(今帰仁村)や道の駅ゆいゆい国頭(国頭村)へは宜野座ICからの迂(う)回ルートを勧めている。

 北部国道事務所では朝夕のラジオ広告や横断幕などを設置し、GW期間中の「早めの出発」と「迂回ルートの活用」を呼びかけている。渋滞が発生すると事故のリスクも高まる。同事務所の担当者は「早めに出て少しでもすいている時間を狙うなどして、せっかくの休暇を楽しく過ごしていただきたい」と話した。