【那覇】那覇市松山の「鮨(すし)練磨(れんま)」は5日、ひとり親世帯の子どもに無料ですしを提供した。「子どもの日」のイベントとして2021年から始め、今年で4回目となった。子どもたちは県産マグロを使用した握りや、巻物、茶わん蒸しなどのお品書きから、注文。カウンターに座り、職人の技を目の前に、握られたすしを食べた。「おいしい!」と感動した様子だった。
イベントには公式のインスタグラムで事前に応募し抽選で選ばれた計23人の小学生たちが参加した。
「鮨練磨」大将の宇江城喜尊(よしたか)さん(32)は「ゴールデンウィークの思い出になってもらいたい。大人になって、お客さんとして来てもらえたら」と話す。
那覇市から参加した男児(10)は「おいしかった」と笑顔。「緊張したけど、良い思い出になった」と話した。
(田中芳)