<南風>みなさまに感謝


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 「はいたい!ぐすーよーちゅーうがなびら」

 この出だしで1月に始まったこちらのコラム掲載も今回が最終回となりました。半年間、あっという間で、毎回何をテーマに執筆するかワクワクしながら、また、時には時間に追われ「あーでもない、こーでもない」と悩みながらも作成したことは楽しく、なかなかできない貴重な体験となりました。

 私は6月7日の定期総会をもって、県PTA連合会の会長職退任となりました。就任中は、チームとして三役や理事・事務局委の皆様に助けていただきながら何とか任期を全うすることができました。チーム県Pの皆様に感謝いたします。

 この1年間は、公務に追われ毎週の島外出張や、日々の会議に頭をフル回転させ、心身共に多忙を極めながらも本当に濃密な時間を過ごすことができました。小さな失敗も、やり甲斐も、かけがえのない私自身の人生経験となり、振り返れば楽しい思い出ばかりです。

 しかし、家庭にとっては、留守が増え家族には多くの負担をかけることになり、申し訳ない気持ちもありました。わが家は母不在の多い中、父子でそれぞれが協力し合い家事をこなし、見違えるほどの成長を見せてくれました。感謝。そして、これもピンチはチャンスのひとつです。

 「何事もやるからには、自分自身が楽しく」。前を向いてこれからも私らしく日々の小さな面白いこと、楽しいことを探しながら過ごしていきたいです。

 これまで関わって下さった多くの皆様へ改めて感謝し、これからも多くの皆様にお世話になるかと思いますが、よろしくお願い致します。

 今回このような執筆機会を与えていただきました琉球新報社の皆様に感謝いたします。いっぺーにふぇーでーびたん。
(下地イツ子、県PTA連合会会長)