<南風>今の教育は20年後見ているか

 これからの未来を創るのは今の子ども達だ。受験のための勉強、年齢や学年に分けた教育、今までの常識、厳しい校則…。子どもを守るために作ったルールが時が経(た)ち子ども達の縛りになっているのではないか。

 子どもに限らず、今の人は「~するべき」「~しなければならない」に縛られていないだろうか。

 「今の時代大学くらい行っておかなければならない」や「女の子だから大人しくしておくべき」など…。

 2020年学習指導要領が大きく変わる。これまでは知識を増やすような教育だったが、これからはその得た知識をどうやって使うか、社会に還元するかということが重要になる。

 私たち会社の使命は子ども達が「生きる力」を身に付け人の力を強くすることで、沖縄や日本、世界を変えていきたいと思っている。学生や保護者の方と関わる機会がたくさんあるが、学校では何か違和感を感じていたり、今の自分を変えたいと思っていたりする人が多い。私たちのプログラムでは基本的に大人扱いをする。やるかやらないかの判断は子ども達自身に任せ、こちらからは何も強制しないし、決めつけもしない。

 初めは「~した方がいいですか」という質問が出てくる。その際に私たちは「あなたはどうしたい」ということを聞くようにしている。今まで言われたことをやる、正解を求める、ということに慣れている子ども達は戸惑い悩むが、次第に自分で考えるようになる。卒業する頃には自分で考え、行動するということが当たり前になり、たとえ失敗しようとも自分で行動し続け、新しい価値を生み出していくようになる。

 そういった社会の枠にとらわれず、自分で考え行動する人が増えれば、多様な日本の未来を創ることができるのではないかと考え、日々、人財育成に励んでいる。

(畑中ひらり、株式会社FROGS取締役)



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