植物はみな太陽を浴びて育ちます。作物も太陽を浴びておいしくなります。それと同じく、恋愛も太陽を浴びなければそれは実らないと思います。
突然ですが、皆さんは恋していますか? 現在進行形の方も、過去形の方もいろいろとあると思いますが今回は永遠のテーマである「恋愛」について私のぼやきに少しつき合ってくださると嬉(うれ)しいです。
最近、仲の良いお友達から恋愛の悩みを打ち明けられました。
すぐにそれを聞いた私は「その人とはどう考えてもすぐに別れた方がいい」と答えましたが次の瞬間彼女は「でも」と言い訳を並べました。
ああ、そうか、世の中に恋愛ソングがあふれる理由はここにあるのか。私は妙に納得しました。
恋は盲目というように、客観的な考えができなくなる、だから結果的に傷ついたり、傷つけたり、会いたくて会いたくて震えたり(笑)いろいろなドラマが生まれるわけです。
フランスの作家サン・テグジュペリは「愛とは、互いに見つめ合うことではない。ふたりが同じ方向を向くことである」と言いました。
この言葉を聞いた時、私はピンときたんです。結局、恋愛の悩みはさまざまですが、実は解決方法は一つなんだと。相手に何かを求める前にやはり自分で気づくしかない。単純に自分が成長することをとことん願うしかないと思いました。
だから、ほのぐらい月明かりの下で相手の顔しか見ないでいるより、さんさんと照る太陽の下で、客観的に自分のことが「見える」ようになると、もっとより良い関係が築けるんじゃないかと思うのです。
そんな簡単じゃないかな? えっ? 私はどうかって? それに関してはアレですけどね(苦笑)。
(Manami、歌手)