EU、3兆円の支援提案 ウクライナ、8月末協議


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 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は20日、ブリュッセルで開かれたEU外相理事会で、ウクライナの武器や弾薬に充てるため4年間で計200億ユーロ(約3兆1200億円)の支援を行うことを提案した。加盟国の費用分担が必要で、各国の外相と国防相が8月末に協議する。

 ボレル氏は軍事支援に使えるEUの基金「欧州平和ファシリティ」を活用し、年間最大50億ユーロのウクライナ専用枠を設ける考え。6月の外相理事会で基金の規模を120億ユーロに拡大することを決めたばかり。