【カイロ共同】トルコのエルドアン大統領は25日、首都アンカラでパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談した。トルコは自治政府と対立するイスラエルと外交関係を正常化させているが、エルドアン氏は会談後の記者会見で、パレスチナ支持を継続する立場を強調した。アナトリア通信が伝えた。
エルドアン氏は、パレスチナが目指す東エルサレムを首都とした独立国家の樹立が「地域全体の平和と安定に必要だ」と語った。アッバス氏はトルコの「揺るぎない立場」に謝意を示した。
エルドアン氏はパレスチナ問題の打開に向けて積極的な役割を果たす意向を示している。