米メタ、7四半期ぶり増益 4~6月期、広告回復で


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 メタのロゴ(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米IT大手メタが26日発表した23年4~6月期決算は純利益が前年同期比16%増の77億8800万ドル(約1兆900億円)と、7四半期ぶりに増えた。売上高は11%増の319億9900万ドルとなり、2四半期連続で増収を確保した。

 景気減速懸念で企業の慎重姿勢が続いていたネット広告が回復し、売り上げが増えたのが業績を押し上げた。前四半期(1~3月期)は大規模な人員削減に伴う退職金などのコストがかさんだのが業績を圧迫していたが、4~6月期は関連費用が軽減した。

 一方、メタが力を入れている仮想現実(VR)などを手がける部門「リアリティーラボ」は赤字額が拡大した。