EU、巨大IT6社を規制対象に 自社サービス優遇を禁止


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 フェイスブックなどのアプリが入ったスマートフォンの画面(AP=共同)

 【ブリュッセル共同】EU欧州委員会は6日、巨大IT企業による自社のサービス優遇を禁じるデジタル市場法(DMA)の対象に、米グーグルの持ち株会社アルファベットや米アップルなど6社を指定したと発表した。来年3月までにDMAが求める業務改善をしなければならない。巨大IT企業への世界的な規制強化をリードするEUの動きが本格化した。

 企業と消費者の間に介在する巨大IT企業を「ゲートキーパー(門番)」として規制対象に指定。ほかには米国のアマゾン・コム、メタ、マイクロソフト、中国系の動画投稿アプリ「TikTok」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)。