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<はと笛> 北海道浜中町の霧多布岬周辺で、子どもを抱き波に揺れるラッコ=7日午後
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 北海道東部にある浜中町の霧多布(きりたっぷ)岬周辺で、野生のラッコが子育て中だ。7日は2~3組の親子が、抱き合って波に揺れるなど愛らしい姿を見せた。

 千葉県我孫子市から観光で来た主婦坂本恵子さん(72)は「寝ちゃっている姿がかわいい」と目を細めた。

 観察を続けるNPO法人「エトピリカ基金」(同町)によると、ラッコは2016年ごろから岬に定着。数が増え、今年は子どもを含め12頭ほどの生息が確認されている。

(共同通信)